雪深い山村の古民家で自然と共存する暮らしを体験
モニターツアー実施/2023年2月7日〜8日
モニターツアー実施/2023年2月7日〜8日
夏場は爽やかな森林と渓谷、冬場になると1m以上の積雪も珍しくない山間の日南町を寒さ厳しい2月にあえて訪れたのは、同じ会社で働く東京と大阪の旅慣れた3人。メディア取材も多い体験型農家民宿「古民家かつみや」へ宿泊、伝統的な農家の食と暮らしを満喫しました。「かんじき」を履いて出かける雪原ウォークや、裏山で野生のムササビを観察するなど、忘れがたい自然体験も。冬だからこその温かな思い出をたくさん持ち帰りました。
建物自体が国の登録有形文化財の「古民家かつみや」。蔵や箪笥(たんす)など時を刻む調度品もそのまま残り、建築的な価値も高く、初めて訪れるのになぜか懐かしい趣
雪原ウォークの前に雪国ならではの歩行具「かんじき」の履き方を教わる。長靴の上から装着してフカフカの雪を歩いていくと、大人だってワクワクと雪遊び気分が盛り上がる
「古民家かつみや」の裏山にムササビが生息中。日没後と夜明け前、巣箱に出入りする姿を運がよければ肉眼でも見られる。まるでテレビの動物番組のような決定的瞬間に大興奮!
「かんじき」を履いて雪が積もる山林を川沿いに、パワースポットの聖滝(ひじりだき)まで探検。途中険しい岩場もあるが、片道1時間弱の道のりは雪の絨毯で意外と歩きやすい
宮大工によって100年以上前に建てられた貴重な文化財でもある古民家に宿泊。大きな梁や太い柱、軒先や階段など至るところに贅が尽くされ、QRコードにスマホをかざすと詳しい解説も聴ける
夕飯は、みんなで一緒に手作り。自家栽培したお米を川から引いた水で洗って屋外かまどで炊き、猪肉をたっぷり使ったギョーザは土間のストーブで焼きながらいただく。格別のおいしさでお酒も進む
森林に囲まれる日南町のおみやげは、寄木細工の工房「白谷工房」で。デザインがおしゃれで値段も手ごろ、いろいろ買いたくなってしまう。手作りワークショップも開催(要予約)
古民家かつみや (公式サイト)
鳥取県日野郡日南町菅沢729
TEL.080-2909-0609
田舎料理作り体験、冬の自然体験